魚介類の動画と解説を載せていきます。

まあなご(真穴子)

  • 2023年1月5日
  • 2023年1月9日
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マアナゴとは?

筒に隠れているイメージがありますが、意外とアクティブに動きます。

名前 アナゴ類にもたくさんの種類がいますが、その中でもマアナゴは最もよく知られた種類です。味も最高です。

分布  九州以北

大きさと寿命  メスの方が大きく、7年で90cmになる。

 身近に手に入る魚介類の中では、群を抜いた美味しさを誇ります。新鮮なものが手に入ったら、まずは白焼きを試してください。マアナゴ特有の独特の香りが口の中いっぱいに広がります。なお、白焼きとは開いたマアナゴをそのまま焼き、塩とワサビで食す料理法です。白焼きに飽きたら、煮つけや天ぷらなども大変美味しいです。なお、ぬめりをとらずに調理すると臭みを覚えることがあります。皮目を上にしたアナゴをまな板の上に置き、熱湯をかけると、ぬめりが白くなり簡単にとることができます。

 釣りの対象魚としても人気があります。マアナゴや夜行性ですので、夜釣りがメインです。砂泥域に生息するので、岩場ではなく漁港の中などを狙ってみましょう。アナゴ用の仕掛けにサバやサンマの切り身をかけ、ちょい投げして待つだけです。なお、大型のアナゴは噛みます。毒はありませんが、結構痛く血もでます。タオルなどすべらないものでアナゴを抑えて針を外すのがお勧めです。

生態 泳ぐのに適していなさそうな形態からは考えにくいのですが、ウナギと同様、産卵のために日本のはるか南まで回遊する魚です。産卵場所は紀伊半島から南に1800kmほどの九州-パラオ海嶺上と考えられています。

形態 マアナゴとウナギはあごの長さで見分けることができます。マアナゴは下あごより上あごのほうが出っ張っていますが、ウナギは下あごのほうが出っ張っています。また、近縁のクロアナゴ・ダイナンアナゴとは白色点列の数で見分けることができます。マアナゴは2列の白色点列があるのに対して、クロアナゴ・ダイナンアナゴは1列しかありません。

調理法

・白焼き

マアナゴはぬめりとりが必須です。ぬめりをとった後は魚焼き器で焼くだけです。

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