マコガレイとは?
名前 マコガレイの「真子」とは卵巣のことです。地域によって名称が異なり、私が住む岩手県沿岸部ではマコガレイのことを「まがれい」と呼びます。正式名称「マガレイ」という似たカレイもいるので注意が必要です。なお、マコガレイとマガレイの違いについてですが、死んでいる個体は、体の白いほうに黄色い線が出る(マガレイ)か出ないか(マコガレイ)で区別できます。生きている個体は、両眼の間に鱗があるのがマコガレイ、ないのがマガレイです。
分布 九州以北
大きさと寿命 メスの方が大きく、10年で50cmになる。
マコガレイは内湾性で東京湾や瀬戸内海で多く漁獲されるため、カレイ類のなかで最もなじみの深い1種です。煮つけや唐揚げなどで食されてきましたが、近年では刺身もかなり一般的になりました。
また、水深数mから数十mの浅海域に生息するため、海釣りの対象としても人気です。岸からの投げ釣りで狙うことができます。
生態 産卵時期は冬で、その時期にのマコガレイは煮つけで食べることが多いです。一方旬は夏で、その季節は刺身で食べると美味しいです。
調理法
・煮つけ