ふのりとは?
名前 「ふのり」というのは総称で、日本では主に「フクロフノリ」と「マフリ」という2種類の海藻が利用されます。フクロフノリの枝は袋状であり、中には何も詰まっていません。それに対してマフノリは、中まで細胞が存在します。なお、本ページに掲載した動画・写真は全てフクロフノリです。
分布 日本各地
大きさ ~20㎝
一般的に布海苔と書きますが、布糊と書かれることもあるようです。磯が詰まったような香りから、味噌汁やサラダなどで大変重宝されますが、古くは糊としても利用されていたようです。現在でも織物の糊として利用されます。また、新潟県名物の「へぎそば」は、ふのりをつなぎとして利用しています。食用のものとしては、主に乾燥した状態で流通しています。水で戻してから利用してください。マフノリよりもフクロフノリのほうが流通量は多いです。
フクロフノリ・マフノリともに満潮時には海中に、干潮時には干出する潮間帯と呼ばれる場所に生えます。冬から春にかけて漁獲されます。養殖はされておらず、すべて天然物です。
調理法
・みそ汁
・天ぷら