マダコとは?
名前 「タコ」と言えばマダコを指すくらい、日本では最も一般的な種類です。スーパーではモロッコやモーリタニア産のマダコをよく見かけますが、厳密に言えば日本のマダコとは別種です。
分布 本州以南
大きさと寿命 寿命は2~3年とされ、最大で3kgになる。
スーパーで売っているのは、ほぼマダコかミズダコです。マダコのほうが旨みが強く、コリコリとした食感を楽しむことができます。そのためマダコのほうが高価です。
マダコを生で食べることは稀で、基本的には蒸すか茹でてから料理に使います。蒸しダコ・茹でダコをそのまま食べれば刺身になり、他にも唐揚げやタコ飯、酢だこやおでんの具など、様々な調理法ができます。
また、海釣りの対象として近年人気になってきています。主に、タコテンヤもしくはタコエギとよばれるものでひっかけて釣ります。残念ながら引き味は楽しめませんが(重いだけ)、大変美味な獲物をゲットできます。
生態 産卵時期は5月から11月です。マダコは岩に卵を産み付け、産み付けた卵をなんとメスが守り(魚類では、オスが卵を守るのパターンが多いです)、卵を守った後のメスダコは死んでしまいます。
形態 イカ・タコ等の軟体動物は、ヘモグロビンの代わりにヘモシアニンという色素で酸素を運んでいます。ヘモシアニンは酸素と結合すると青色を呈するため、タコの血液は青色です。
また、タコは腕の根本に、その腕を動かすための小さな脳をもっています。中枢の脳と、各腕に脳を持っているため、合計9つの脳を持つこととなります。
調理法
・タコの締め方・下処理の仕方
タコはぬめりとりが必須なので、生のタコを購入したみた、また釣りで釣ってきたという方は動画を参考にしていただければと思います。
・タコの唐揚げ
唐揚げは、マダコ特有のコリコリ感と味の強さを同時に楽しむことができます。